顔の脂汗の原因と対策は?
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「脂汗(あぶらあせ)」って、冷汗とは違いますよね…?イメージとしては、もの凄く体調が悪くなった時や苦しいと感じたときに出るもの…緊張しているときなんかに“イヤ~な汗が出たね”なんて言ったりしませんか?
考えてみると「脂汗」について、きちんと調べてみたことってなかったです。「脂汗」が出るのは、体にとって問題があることなのでしょうか?
そこで今回は
脂汗とは?
脂汗の原因
脂汗の対策
まとめ
など「脂汗」について、お伝えしていきます。
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脂汗とは?
とりあえず“辞書的”な脂汗の意味です。
❖デジタル大辞泉の解説では
じっとりとにじみ出る汗。特に、緊張しているとき、苦しいときなどに出る汗。「脂汗を流す」
❖三省堂 大辞林では
*苦しいときなどに出る、脂肪分のまじった汗。
*暑いとき、じっとりと体ににじみ出る汗。
となっています。
「脂汗」は、危険なものかどうか調べていきたいと思います。
脂汗の原因
どういう場面で「脂汗」は出るのでしょうか?
*緊張を感じたり、興奮状態にあるとき。
*強い痛みや苦しみを伴うとき。
*病気。
《緊張を感じたり、興奮状態にあるとき》
よく知られているように私たちが、緊張したり興奮するときには、自律神経の内の“交感神経”が優位になります。仕事で大切な発表を大勢の前でする、初めてのデートの待ち合わせ、すごく腹が立つことがあった、など場面です。
※ちなみにリラックスしているときは“副交感神経”が優位です。
すると、男性ホルモンの分泌が活性化されます。それが皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を促すのです。
皮脂や汗の分泌が多くなることで「脂汗
となります。
人の体に存在する汗腺の数は、200~500万個あるそうです。その汗腺の数が多い、脇の下やおでこ、手のひらに「脂汗」をかくことが多いでしょう。でも、緊張・興奮すれば当然の反応といえるのではないでしょうか?
《強い痛みや苦しみを伴うとき》
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怪我をしたときの痛み、陣痛や生理痛、腹痛、下痢などのときも上記のように交換神経が優位となるため大量の「脂汗」が出ます!それは体が激痛に対してある意味では、当然の反応をしていると言えるかもしれません。
《病気》
脳卒中、脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、腸閉塞などを発症する“兆候”として脂汗が出るとも言われています。アレッ!?くらいの痛みと、おでこ、胸、足の裏、手のひらなどに「脂汗
がよく出るようなら危険性が有るかもしれません!
※最も怖いのが、重大な病気が隠れている、この「脂汗」ですよね!
脂汗の対策
緊張や興奮で「脂汗」が出ている場合は、その状態が過ぎ去ってしまえば徐々に汗もおさまります。
特に問題はありません。ただ、日頃から緊張や興奮状態になりやすい生活をしている人の場合は、できるだけ普段からストレスを溜めずに、心を穏やかに保つよう心がけましょう。
また、脂肪分や油分の多い食事を控え、栄養バランスのとれた食事をするように心がけ“血液サラサラ”を目指しましょう!そうすることで、徐々に汗に混じる皮脂も正常な状態に戻ります。充分な水分補給も忘れないようしましょう!
※汗が出るからと、水分を控えれば他にもっと重大な問題が発生する可能性がでてきます。
単純に顔のテカリが気になる、化粧崩れが早いなどの場合は、ドラッグストアで“汗対策グッズ”が販売されています。いろいろ試されてはいかがでしょうか?女性だけではなく男性も、今では爽やかさが求められる時代です。男性専用のグッズも多いですね!
そして、特別に緊張もしていない、ケガもしていない…なのに「脂汗」が出る。これは気になります!検査結果として何事も無ければラッキーです。“また今度”とズルズルと日延べして、取り返しのつかないことになっては大変です。まずは病院に行きましょう。かかりつけの病院があれば、相談にのってくださるはずです。
まとめ
「脂汗」がでる原因は様々だと思います。悩んでないで、異常かな?と思う「脂汗」を感じたら、即対策を打つことが肝心なのではないかと思います。
また、女性は更年期障害で突然“滝のような(オーバーではなく本人はそう感じるそうです)汗”がでて、朝の化粧が会社に着く頃には落ちちゃった~なんてこともあるようです。バセドウ病も多汗になるようですから、たかが“汗”とあなどるなかれ!!
案外勇気を出して病院に行ったら、長年の悩みがスッキリ!なんてこともあるかもしれませんよ。
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