鼻うがいは副鼻腔炎に効果があるの?

“鼻洗浄”とも呼ばれる鼻うがい。鼻うがいをすることで一番知られている効果は、花粉症対策のようです。その他にも、鼻づまりの解消や、アレルギー性鼻炎の改善、風邪予防、そして蓄膿症を楽にしてくれるというのも効果として知られています。

蓄膿症というのは、慢性副鼻腔炎のことです。ただ、民間療法である鼻うがいが副鼻腔炎に効果があるかどうかは、賛否が分かれるところなのです。

そこで今回は

鼻うがいは副鼻腔炎に効果がある?

ということについて調べていきたいと思います。

 

スポンサードリンク


 

まず、副鼻腔炎とはどんな病気なのでしょうか?

鼻の中を鼻腔(びくう)といいます。そして、顔の骨のなかには、副鼻腔とよばれる空洞があります。鼻腔におこる炎症が鼻炎で、副鼻腔の中におこる炎症が副鼻腔炎です。

副鼻腔の粘膜に細菌やウイルスが感染することなどによって炎症が起こり、鼻づまりや鼻水、咳、頭痛など、さまざまな不快な症状が現れます。そして、副鼻腔炎には、急性と慢性の2種類があります。

❖急性副鼻腔炎とは?

風邪をひいたりして、細菌やウイルス感染することなどによって起こる急性の炎症。
通常は1~2週間で治ります。主な症状としては、頭痛や顔面痛などの急性炎症症状です。

❖慢性副鼻腔炎とは?

急性副鼻腔炎が長引いたり、繰り返したりして症状が3ヵ月以上続いているもので、『蓄膿症』とも呼ばれます。炎症が長引けば、副鼻腔の分泌液の量の増加や、その粘度が高くなるなど、さらに慢性副鼻腔炎の状態を悪くすることになります。

主な症状は、鼻づまりや鼻水、頭痛などさまざまです。
ツラいですよね。

では、鼻うがいはどうやって行うのでしょうか?

まず用意するのは水と食塩、洗面器、タオル。
水は水道水ではなく、ミネラルウオーターか、水道水なら一度沸かしたものを25~30℃に冷ましておきましょう。
鼻で吸い上げますから“ツーン”となるのを防ぐため、人の体液の浸透圧と同じ0.9%の食塩水を作ります。例:1Lなら9g、500mlのペットボトルなら5g弱。

スポンサードリンク


 

 

洗面器(必ず清潔なものを使ってくださいね!)に作った食塩水を入れます。

片方の鼻を押さえて、反対の鼻から食塩水を吸い込みます。…この時、飲み込まないように注意!!

洗面器から顔を出して、吸い込んだ食塩水を鼻から出します。…これを3~5回程度行います。

反対の鼻も同様に行います。
終わったら、お辞儀をするように頭を下げて鼻の中に残った食塩水を出しましょう。強く鼻をかまないようにしてください。

肝心の鼻うがいが副鼻腔炎に効果があるかどうかですが、風邪などのウイルスや花粉などの異物が最初にくっつくのは鼻の粘膜です。こうした異物を“鼻うがい”で早めに洗い流すことで、風邪やアレルギーが原因となって起こる副鼻腔炎の予防につながるという考え方は『効果あり』ですよね。

また、副鼻腔炎になると粘りのある鼻水が鼻の中に溜まります。これをそのままにしておくと鼻粘膜の機能が十分に発揮されず、症状がさらに悪化することがあるので鼻うがいによって、鼻水を取り除くことで鼻粘膜の本来の機能を回復させる助けとなるとのことです。
また、副鼻腔炎は粘膜が細菌感染を起こした状態になっているので、細菌を洗い流すことも鼻うがいの大切な効果とのことです。

ただ、専門医の意見の中には次のようなものも
*副鼻腔内に洗浄液が達することはない。
*一日に何度も洗浄することは避け、鼻や喉に急性炎症がある時も鼻うがいは中止する。
*後鼻漏がある場合は鼻腔内に洗浄液が残りやすいので、鼻うがいはしない方が良い。

ただし、どちらの考え方にも共通しているのは、重度の副鼻腔炎で悩んでいる場合は「鼻うがい」はしない方が良いということです。そして効果があるという考え方の場合でも副鼻腔炎を“完治”させられるわけではなく、あくまでも病院の治療と並行して行うことが必要とのことです。

でも、鼻うがいをすることで鼻水を取り除くことができれば、一時的かもしれませんが、鼻づまりが改善されてスッキリするかもしれません。それだけでも気分的には嬉しい効果ですよね!

ただ副鼻腔炎になっている場合は、自己判断で鼻うがいをせず、専門医に相談してから行うことをおススメします。

 

スポンサードリンク


コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

サブコンテンツ

このページの先頭へ