毛細血管が切れる原因は?
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私達の身体というのは、隅々まで血液が流れており、血液が存在しなければ生きていることが出来なくなります。
そんな血液が運ばれてくるのが血管なのですが、太い動脈と静脈を結んでいるのが毛細血管と呼ばれるものです。毛細血管はその名の通り髪の毛のように細い血管であり、直径が5~10μm程度しか無いことから、非常に切れやすい血管となります。
普段生活をしていて常に毛細血管を気にしている方は殆どいないかと思いますが、毛細血管が無ければ手足の先っぽや脳などに血液を送ることが出来なくなるだけではなく、動脈と静脈の機能が正常では無くなってしまいます。
そこで今回は
・毛細血管が切れるのは自分で分かるの?
・毛細血管が切れる原因って何?
など、毛細血管について記事を書いていこうと思います。
大切な毛細血管ですから、一度ゆっくりと存在を感じてみてください。
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毛細血管が切れるのは自分で分かるのか?
毛細血管が切れてしまったことが、自分でもわかるのか気になるところかと思います。
ただ、「ヤバイ!毛細血管が切れた!」なんて言う人、あまり聞いたことがありません(笑)それもそのハズです。
基本的に毛細血管が切れてしまったことは自分ではわかりません。毛細血管というのは非常に簡単に切れてしまうもので、例えば重たいバッグやダンボールなど重たい荷物を持っただけでも切れてしまうことがあるのです。
しかも切れたとしても、人間が持つ自然治癒力により、修復されます。ただし外見から毛細血管が切れていることがわかることもあります。例えば「青アザ」「内出血」などがそれで、これら症状が肌に現れているということは、その部分の毛細血管が切れていることになります。またかすり傷などで患部から出血することも多いですが、これもまた毛細血管は切れた証拠と言えます。
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つまり私達は、常に毛細血管が切れたり修復したりを繰り返しているというワケです。
毛細血管が切れる原因
上記でも毛細血管が切れる原因を少し書いていますが、その他にもいくつかその原因を挙げることが出来ます。
例えば「先天的、遺伝的要素」で、これら両親や祖母などの毛細血管が切れやすいと、遺伝でその子どもや孫も切れやすくなります。こればかりは原因がわかったとしても防ぐことは出来ません。
次に「偏食、栄養失調」が挙げられ、これはビタミン類やセレン、レシチン、葉酸などの栄養成分が不足していることが原因となります。最近では食の欧米化が日本人に浸透しており、栄養バランスが偏った食事を毎日繰り返している人が多くいます。
そのままでは毛細血管が切れやすくなるばかりか、動脈硬化や脳卒中など命に関わる重大な病気を引き起こしてしまうリスクが高まります。
偏食や栄養失調は、遺伝とは異なり自分自身の努力で改善することが出来るのですから、今からでも栄養バランスを考えた食生活を心掛けましょう。
そして「ストレス」が原因となることもあります。
ストレス社会で生活をしている現代人にとって、ストレスを完全に無くすのはほぼ不可能ですが、きちんとストレスを解消してあげることで、毛細血管を強くすることが出来ます。ストレス解消方法として適度に運動することが挙げられ、自宅周辺や駅までの距離程度で構いませんので、毎日ウォーキングやジョギングなどを実践しましょう。
きっと効率的にストレスを解消することができ、その結果毛細血管の切れやすい状態を改善することが出来ます。このように毛細血管が切れるのは様々な原因がそこにあることをご理解いただけたかと思います。
毛細血管が切れにくい体質を作るというのは、すなわち健康的な身体作りにも繋がるため、普段の食生活や運動など、まずは生活習慣の見直しから始めていきましょう。
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タグ:毛細血管が切れる