水疱瘡の予防接種!2回目はいつが良い?時期や間隔について
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水疱瘡というのは、小児期に多い急性熱性発疹症であり、
体全体に発疹を引き起こす病気となります。
最近では成人の抗体保有率が低下傾向にあるようで、
成人になってから水疱瘡を生じることも多くなっています。
水疱瘡はそれほど重い病気ではありませんが、
水疱瘡が原因となって死亡する例が年に10件ほどあるようですので、軽視してはいけません。
そこで今回は
・2回目はいつが良いの?1回目との間隔はどれくらい?
・効果と副作用って?
・2回目は無料で受けられるの?
といった水疱瘡の予防接種について記事にしていきます。
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■2回目はいつが良い?1回目との間隔は?
水疱瘡の予防接種を受けたからには、ほぼ生涯に渡って水疱瘡を予防したいですよね?
しかし一度予防接種を受けただけでは、
一生ものの免疫力を手に入れることは出来ないようです。
事実、1回目だけを受けて2回目を受けない人の
数年以内の水疱瘡発症率は2~5割ほどあるそうです。
これだけの発症率があれば、予防接種の意味が全くありません。
だからこそ水疱瘡の予防接種は2回目が必要になってきます。
では、1回目を打ってから2回目を打つまで、その程度の間隔を開けたら良いのでしょうか?
まず1回目は1歳前後で打つのがベストと言われています。
そして2回目は、1回目を打ってから3ヶ月後となります。
2回目を打ったからと言って、確実に水疱瘡を予防することが出来るとは限りませんが、
発症率はかなり低くなり、万が一発症してしまったとしても軽度で済むようです。
ですので2回目の摂取は忘れないようにしてください。
■効果と副作用
水疱瘡の予防接種に使用するワクチンは、毒性を弱体化させたウイルスの生ワクチンであり、
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1回で0.5mlを皮下に注射します。
すると水疱瘡に対しての抗体陽性になるのですが、その確率は90%ほどのようです。
しかしワクチンを摂取した人の約20%は水疱瘡を発症してしまうそうですが、
ワクチンが体内に存在していることで重度な水疱瘡に悩まされることはほぼ無くなります。
またどのような薬や注射でも副作用を引き起こしてしまう可能性はあるもので、
それは水疱瘡の予防接種にも言えます。
例えば約7%の確率で、微熱、発疹、接種した部分の腫れなどといった症状が見られます。
ごくまれですが、100万人に1人の割合で重篤なアナフィラキシー、
または血小板の数が減少する血小板減少性紫斑病を引き起こしてしまうこともあります。
それでも予防接種をするのとしないとでは、健康リスクは大きく変わってきますので、
必ず予防接種を受けるようにしてください。
■2回目は無料なの?
現在、水疱瘡の予防接種は定期接種となり、
1~2歳でしたら無料で受けることが出来るようになっています。
2014年の10月まで、子供に予防接種を受けさせるかどうかは親次第で、
1回6000円~8000円程度の必要が必要でした。
つまり2回打つこととなると、合計で15000円前後必要ですので、
結構大きな出費だったのです。
しかし今は、1回目も2回目も無料で受けることが出来ます。
ただし3歳を過ぎると両方とも有料となりますのでご注意ください。
2015年の3月末まで、3歳以上のお子様でも1回目に限り無料だったのですが、
現在はその猶予期間も終了しています。
水疱瘡の予防接種は1歳から受けることが出来ますので、
早めに済ませておくようにしましょう。
また、1歳で入園する必要がある場合には、
1歳を迎える前でも受けられますので、医師へ相談してみてください。
いかがでしたでしょうか?定期接種になるほど水疱瘡という病気は厄介なものなのです。
決して忘れることの無いよう、きちんと予防接種を受けることが大切です。
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